耳鼻咽喉科医がすすめる免疫力を高める入浴法。(クロワッサンオンライン) - Yahoo!ニュース
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0コメント0件鼻や口のなかを覆う粘膜が乾燥や炎症によって荒れると、細菌やウイルスと戦う免疫力が低下してしまいます。液で適度に湿った「うるうる粘膜」を維持するには、どうすればよいのかを紹介します。
粘膜は外敵との戦いの最前線。
人間の鼻や口はのどの部分で合流し、そのまま食道、胃、腸、肛門まで一本の管(消化管)でつながっており、その内側は粘膜によって覆われています。粘膜はカラダの内側でありながら呼吸や食べ物に含まれる異物に接する場所でもあるため「内なる外」とも表現される部分で、細菌やウイルスなど人体に有害なものが侵入してきたときに備えて、高い免疫力を持っています。しかし、粘膜の免疫力が高いのは粘液によって常にうるおっているからです。乾燥や炎症によって粘膜がガサガサに荒れてしまえば、免疫力は低下してしまいます。そこで、粘膜のうるおいを保つためにはどうしたらよいのか、インドの伝統医学アーユルヴェーダを診療に取り入れている、耳鼻咽喉科の医師である北西剛さんに話を聞きました。粘膜を荒れさせる要因は複数あり、適度に湿った「うるうる粘膜」を維持するためのルールを紹介します。
体温を上げれば免疫力も上がる
免疫力の低下を予防するために、体温を上げるだけでなく、免疫力も高める入浴法を紹介します。
【「冷えは万病のもと」は、粘膜にもあてはまる。】
カラダを温めるために毎日湯船につかる。
免疫力を維持するために理想的な体温は36.5度といわれています。カラダが冷えると血行が悪くなり、肩こりや疲れなどの不調を招くばかりか、粘膜にもよくありません。特に寒くなる冬はシャワーだけではなく、お湯につかってカラダを芯まで温めたほうが寝つきもよくなります。浴槽にお湯を溜めるのは手間ですが、北西さんによると、少し手間をかけるだけで、免疫力を高める入浴法があるそうです。「カラダに熱ストレスを加えることで、傷んだ細胞を修復し、免疫細胞も強化してくれる働きを持つたんぱく質『ヒートショックプロテイン(HSP)』を増やす入浴法です。熱ストレスという表現はちょっと恐ろしげですが、簡単に言えばしっかり体温を上げる入浴法になります。ただし、HSPを増やす入浴法は、お湯の温度管理などで忠実に行うのは難しいと思いますが、参考にはなると思います」
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