和食料理人・笠原将弘が父としてのプライベートレシピを初公開。娘2人と息子と自分のために作る「自宅飯」とは?
笠原氏は、社会人の長女、成人したばかりの次女、高校生の長男との4人家族。ステイホーム期間に、実際に自宅で子供たちや自身のために作った、飾らない本音の料理を公開します。魚が苦手な息子のためのイタリアン献立や、タイ料理好きの娘たちにリクエストされて作ったえびトーストなど、和食にとどまらず、多国籍な料理が次々に登場。これまでとは違った、新しい笠原氏の料理の魅力に出会えます。
お値打ちのたらで作る、しっかり味のムニエル。魚が苦手な息子さんのために考えて大好物になってくれたという、思い出のひと皿。
お酒が飲める年齢の娘2人がリクエストするメニューは、タイ料理や洋食ばかり。本場では揚げて作るトーストのおつまみも、フライパンで焼いて作れば、自宅で手軽。
プロの料理人のレシピだと、調味料を買いにいかなければはじまらない、なんてことも多いなか、笠原家の自宅飯は家にある調味料で完成します。馴染みのある和の調味料がベースだから、味がきまりやすい。例えば、ミートソースの味付けは、赤ワインとケチャップではなくしょうゆとみりん。タイ風チキンを食べるときの、酢、はちみつ、しょうゆ、豆板醤をまぜたスイートチリソース風は「甘すぎずおいしい!」と大好評。このような各国料理が、子供達のお気に入りなのだそうです。
どの地方でも手に入りやすいものを使っているという笠原家の調味料。できればしょうゆは濃口と薄口の2種を準備して。
家族揃ってごはんを食べる機会が増え、子供たちは料理人の父にあれこれ料理をリクエストしてくるのだと言います。外食をする機会が減ったこともあり、家族が好きなファミレスのメニューや、グルメ番組で紹介されていた料理など、家の味というよりは「外の味」の出番が多くなったそう。本書では、笠原氏が再現するファミレスや人気中華店の再現レシピ、話題の韓国料理なども紹介しています。
家族でよく行くファミレスの鉄板オーダーメニューを再現。自分はつまみとして、子供達は前菜感覚で。大人も子供も止まらぬおいしさです。
みんなで情報番組を見ていて映し出された「チーズタッカルビ」の映像がおいしそうだったので、すぐに再現!家族に大好評だったそう。ぶりの照り焼きも手軽なのに子供達が喜ぶメニューです。
「久しぶりに家族のために料理を作り、家族揃って食卓を囲む時間が増えたことは、私にいろいろな発見をくれました。世界中の料理の奥深さが知れたことはもちろんのこと、長女が酒が強いこと、次女が生ガキ好きなこと、次男がペペロンチーノにはこだわりがあること。子ども3人ともいつの間にか大きくなったなあ、ということ……」(「おわりに」より一部抜粋)。
「自宅での料理は自由でいい、気楽でいい。食べたいものを好きなだけ」とあるように、自宅飯でいちばん大切なことは、丁寧に調理することやバランスのよい献立を考えることではなく、楽しく食卓を囲むことなのだと笠原氏はいいます。本書では、仕事から離れた場所で純粋に料理を楽しみ、子どもたちとのコミュニケーションを通して様々な気づきを得る「父」としての笠原氏の素顔も垣間見ることができます。さらに、3人の子供たちからの父へのメッセージも収録。器使いや自分つまみ指南など、暮らしを楽しむヒントとともに、読み物としても楽しめる一冊です。
第1章 笠原家の「あれまた作って!」はこんな味 第2章 早くて旨いの基本は、思い出のまかないにあり 第3章 忙しい日に頼れるは、皆が好きな炭水化物第4章 具材2〜3種と小なべがあれば、ごちそう風第5章 家にあるものを使って、1日の終わりに食べるものうちの調味料と調理器具/自分で使う器のこと/自宅に常備しているもの〜冷蔵庫編・食品庫編・野菜編〜 他
笠原 将弘/カサハラマサヒロ
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。1972年東京生まれ。高校卒業後「正月屋吉兆」で9年間修業したのち、父の死をきっかけに武蔵小山にある実家の焼き鳥店「とり将」を継ぐ。2004年に自身の店「賛否両論」をオープンし、すぐに予約のとれない人気店として話題になる。直営店として2013年に名古屋店、2019年に金沢店もを開店。手がける料理レシピ本の人気も高く、著書累計は127万部を超えた。プライベートでは、長女、次女、長男との4人家族。忙しい日でも子どもたちの弁当作りは欠かさない。 書名:笠原将弘のまかないみたいな自宅飯著者:笠原将弘価格:1595円(税込)B5判/128ページISBN:978-4-07-449059-2https://www.amazon.co.jp/dp/4074490595/ 【主婦の友社広報窓口】株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部pr★c-pub.co.jp(★は@に変換してお送りください)
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