眺めるだけでうっとり。憧れの皿800枚超を収録した贅沢な図鑑が登場!―シャックス・リーグラー『世界でいちばん美しい皿の図鑑』
配信
0コメント0件『世界でいちばん美しい皿の図鑑』(原書房)
おうち時間が増え、食卓を彩る食器は豊かな生活に欠かせないものに。ネットオークションをのぞくと、最近では西洋のアンティーク皿も手軽に購入できるようになりました。そこでふと気になるのが、お皿に描かれている多彩な図柄。風景に動物、植物、祝祭行事……お皿好きの人ならば一度は「この図柄にはどんな意味があるのだろう?」と気になったことがあるのではないでしょうか。本書では、そんなお皿の図柄が章ごとにカテゴライズされ、華やかな皿の世界の全貌を知ることができます。そして、そこにはどんな誕生物語があったのか。世界の有名窯の歴史や、歴史上のお皿コレクターのエピソードなど、お皿好きにはたまらない情報を美しい写真とともに紹介した『世界でいちばん美しい皿の図鑑』の「まえがき」および「訳者あとがき」を抜粋して公開します。◆もはや病気⁉ 歴史上の皿コレクターたち 昔からテーブルウェアに夢中になる人はうさんくさい目で見られてきた。たとえば1600年代末には、中国製磁器を貪欲に集める人々は 「磁器病(マラディ・ドゥ・ポルスレーヌ)」というレッテルを貼られた。イギリスの作家ダニエル・デフォーは1692年にメアリー2世がケンジントン宮殿の自室の壁を大量の磁器で埋め尽くしていると批判している。ザクセンのアウグスト 2世は、1717年に隣国プロイセンが所有していた中国製の磁器の壺18点(およびその他)を手に入れるために600名の竜騎兵を譲り渡して、「磁器病」とは無縁な人々をいまだに唖然とさせている。◇はじまりはノリタケ著者のシャックス・リーグラーは、デザイン専門のフリーライターで、ノリタケの「バンビーナ」シリーズに魅せられて12点セットを買ったのがきっかけで (本書の中で「バンビーナ」は陶器の俳句だと評しています)、陶磁器の皿の研究・収集を始め、ついには装飾美術の学位を取得したそうです。この本では専門知識をひけらかすことなく、解説は最小限にとどめ、存 分に鑑賞してもらうことを目的としています。基本的に年代順に紹介していますが、分類にはこだわらず、関心のあるところから読み始めていただいてもいいでしょう。美しい写真を撮影したのは、写真家のロバート・ビーン(一部例外があり、巻末に表示しています)。ビーンはアニー・リーボヴィッツといった一流 写真家の下で経験を積んだのちに独立し、オークション会社サザビーズ や本書の版元であるアーティザン・ブックスのほか、マッキャナン・エリクソ ン、ジョンソン・エンド・ジョンソンといった大企業をクライアントに持っているということです。◇お皿好きの人は要注意 自宅で過ごす時間が多くなった昨今、ゆったりと味わうには最適の本と言えるでしょう。でも、ひとつだけ気をつけてください。著者が最初に警告していますが、眺めているうちにそばに置いておきたくなる皿が必ず見つかることでしょう。インターネットで検索してみたら、思っていたより手ごろな価格で販売されているかもしれません。いったんクリックしたら、もう後戻りできません。くれぐれもご用心を。本当にきりがないのですから。[書き手]シャックス・リーグラー(著者)、矢沢聖子(訳者)[書籍情報]『世界でいちばん美しい皿の図鑑』著者:シャックス・リーグラー / 翻訳:矢沢 聖子 / 出版社:原書房 / 発売日:2021年09月18日 / ISBN:4562059427
原書房
すべてのレストランは台所の設備が必要です。
イケアのウッドボックスは、朝ごはんのパパっと準備に大活躍してくれました!ほかにも使いどころがありすぎるんだよな~
lifehacker lifehacker LifeHacker LifeHacker 【2021年】食洗機のおすすめ7選|高コスパ&コンパクトな商品も紹介
置くだけで一気にカフェ気分がUP!ニトリでそろう充実のカフェアイテム (2022年1月24日) - エキサイトニュース