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旅人マリーシャの世界一周紀行:第319回「フィンランドのおふくろの味『ロヒケイット』は幸福の一皿」

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フィンランドの伝統料理サーモンのスープ「ロヒケイット」を作ります!

旅人マリーシャの世界一周紀行:第319回「フィンランドのおふくろの味『ロヒケイット』は幸福の一皿」

こんにちは、旅人マリーシャです。みなさんの家の「おふくろの味」ってどんな料理ですか? 味噌汁だったり卵焼きだったりカレーだったり家庭によっていろいろあると思いますが、私の家ではあまり料理が得意ではない母(母よ、すまん)がお正月に作るお雑煮が、唯一「あ、これうちの味だわ」となるホッとする味でした。【写真】ロヒケイットの作り方さて、おふくろの味というのは世界のおふくろの数だけその味がありまして。今回の「旅人でも簡単に作れるおうちで世界飯」第27回は、フィンランドの伝統料理でありおふくろの味とも言われている「ロヒケイット」に挑戦です!フィンランド語で「ロヒ」はサーモン、「ケイット」はスープという意味。作り方は簡単で「切る」「炒める」「煮る」だけ!フィンランドは世界幸福度ランキングで常に上位の国で、2021年も堂々の一位。消費税が24%と高め設定ではあるものの、教育や医療など社会保障が充実していることで国民の幸福度を維持できているようです。また、かつて他国に支配されてきた歴史を持つ同国は「平等な社会」を目指し、「多くの人が共有できるデザイン」の発展に力を注いできました。環境や自然に寄り添った北欧デザインは、テキスタイルや食器、インテリア、雑貨などの形で人々の暮らしに密接しており、これもまた人々に安心や幸福を感じさせるもののひとつになっているのではないかと思います。そして人々を幸福にさせるものといえば「食」も欠かせませんね。レストランでウォッカをショットで飲みながら盛り上がる隣の席のおじさまたちにおすすめを聞くと、「トナカイ肉は食べたかい? サーモンは必食だよ! シナモンロールやブルーベリーパイも人気さ!」と、フィンランドらしい食べ物のラインナップを教えてもらいました。特にサーモンはマーケットなどで新鮮なものが売られていたり、レストランや屋台でもバター焼きやキッシュ、ハンバーガーなどに調理され、街中の看板やメニューでも度々見かけます。家庭ではスープ「ロヒケイット」にするのが定番なので、おふくろの味とも言われているんですね。それではさっそくその味を堪能してみましょう! レッツクックです!<材料> 2人分 ・サーモン...2切れ ・玉ねぎ...1個 ・にんじん...1本 ・じゃがいも...2個 ・牛乳...400ml ・生クリーム...100ml ・バター...少々 ・コンソメ...1個 ・塩胡椒...少々 ・ディル...少々<調理>1.野菜とサーモン(皮があれば剥がす)を一口大に切る2.鍋にバターを入れ玉ねぎが色付く程度に炒めたら、にんじんとじゃがいもも軽く炒める3.牛乳を入れ、沸騰直前でコンソメ、サーモン、生クリームを入れたら弱火で5分煮込む4.塩胡椒で味を整え、ディルをトッピングしたらできあがり★YouTubeで実際の料理シーンも見てみてね!

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