山口にカフェ「古民家キッチン もふもふ」 地域貢献に注力、雑貨販売ブースも - 山口宇部経済新聞
カフェ「古民家キッチン もふもふ」(山口市上小鯖)が10月22日、山口・小鯖にオープンした。
「もふもふランチ」
[広告]店主は防府市出身で、業界歴20年の村野剛さん。村野さんは防府市内のホテルで16年間勤務し、料理長を務めていた。「ゆくゆくは老後の楽しみとしてゆっくりできればよいなと考えていたが、コロナでホテルのお客さまが減り、自身の料理や提供する空間など今まで大切にしてきたものをお客さまへ発信できる機会が途絶えてしまったので、それならば新たに場所をつくろうと出店した」話す。
築70年の古民家をリノベーションした同店。店舗面積は約48坪。「幅広い世代にくつろいでもらえるように」と和風の部屋も用意し、テーブル席とカウンター席、座敷席を合わせて26席を設けた。入り口には店主がセレクトした猫グッズや雑貨、ハンドメイド作品などを販売するブースも設置する。
村野さんは「過疎化が進んでいるこの地域に出店することで、地域住民の方が歩いて来られるか車で数分で来られるような場所を作れたらと思った。年代は関係なく、お客さま同士のつながりができるようなコミュニティの場としてにぎわいを創出し、地域に貢献できれば」と話す。
14時30分までのランチタイムに提供するのは「もふもふランチ」(1,380円)とデザートセットが付く「もふもふオールランチ」(1,870円)。メインは肉か魚を選べる。
使用する食材は、地元農家から仕入れた野菜や地物の肉や魚が中心で、米は山口県産阿東米、みそ汁はとくぢ味噌(みそ)など地元産や山口県産にこだわる。メインは月に2回変えるという。
デザートメニューは、「田んぼのなかの洋菓子店 バナナべー」(防府市)が提供する「チーズケーキ」(550円)のほか、「栗と白玉のぜんざい」(480円)を用意。ドリンクは「コーヒー」「紅茶」「カフェ・オレ」「グリーンティー」(以上400円)など10種類のほか、季節限定ドリンクも用意する。
村野さんは「古民家再生という新しい世界を経験し、思いに賛同してくれた地元企業や友人、地域の方がたくさん協力してくれて人と人のつながりを再認識できた。県全体が抱える空き家問題など、自身がやっていることは雨粒の一滴のようなものかもしれないが、来店してくれた方がこういう自然豊かな場所に住みたいと思ってもらえたり、古民家を活用して店を開きたいという方への受け皿になったりと、誰かにとってのはじまりの場所にもなれたら」と話す。
「地域の人からは『ここにつくってくれてありがとう』と言ってもらえる。今後は月1で、市内外のハンドメード作家を集めたマルシェなどを外の納屋で開きたい。閉店後には個展や音楽の生演奏などの会場として活用してもらえたら。非日常なひとときを過ごしてほしい」とも。
営業時間は11時~16時。水曜定休。
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