森のそこら中にポケモンがいる!「ポケモンワンダー」を一足さきに体験 - GAME Watch
汗をかき、ドロドロになるポケモン探索
発表会では、ポケモン代表取締役社長の石原恒和氏と、「ポケモンワンダー」を手掛けたSIX INC.クリエイティブディレクターの本山敬一氏、そしてRIDDLER代表取締役の松丸亮吾氏が登壇した。
石原氏は、「ポケモンワンダー」を「デジタルデバイスは一切使わないでポケモンを探す遊び。汗もかくし、手足はドロドロになる。自然をかきわけながら、自ら歩いてその魅力を感じられるものになる」と紹介。さらに「ポケモン」の原点が、原作者である田尻智氏の少年時代に熱中した虫取りにあることに触れると、「田尻さんが育った町田市は、ここから南西に10キロほどのところにある。その原点の体験に最も近いものを味わえるのが『ポケモンワンダー』と言えるのかも」と述べた。
ポケモン代表取締役社長の石原恒和氏本山氏と松丸氏からは、「ポケモンワンダー」制作の経緯や狙いについて発表があった。
本山氏は、本アトラクションを通して「自然に飛び込むこと、あえて色々なものに触ってもらうこと」を味わってもらいたいとした。「現代の子どもはなかなか虫などに触れたがらないが、ポケモンの力を借りると自ら草むらに飛び込んでいく。自然で遊ぶ喜びを子どもたちに知ってもらいたい」と話した。
SIX INC.クリエイティブディレクターの本山敬一氏ミノムッチを手に持って説明する本山氏謎解きクリエイターとしても知られる松丸氏は、「ポケモンワンダー」では「ポケモンを見つけるためのヒント制作」を主に担当している。「ポケモンワンダー」でとくにこだわっているのは、「自分で考えること」を重視し、謎解きらしい謎解きにはしていないことという。
RIDDLER代表取締役の松丸亮吾氏たとえば、手がかりのひとつには「紫色の痕跡が点々と続いているのを発見した。跡をたどってみたが、草むらの手前で途切れていた」というものがある。実際に周囲を探索してみると、草むらのとある箇所に「途中で途切れた紫色の足跡」を発見できる。
ここで大切になるのは、「痕跡から想像すること」。このケースでは、そのさらに先にある草むらをかけわけることで、ナゾノクサを発見できる。子どもの「ポケモンに会いたい」という気持ちを大切にし、自然に溶け込ませるように謎とポケモンを仕込むことで、出題ありきの謎解きにはしていないのだとした。
ポケモンと謎を作る上では、森の環境からその場にふさわしいポケモンを選んで考えることもあれば、謎から発想してポケモンを決めることもあった。ポケモンが自然に溶け込めていなければ、どんなに謎のアイデアが素晴らしくてもボツになったそうで、「ヒントをヒントと思わせないようなプロセスづくり」はとくに苦労したポイントだとした。
アトラクション入り口の看板ピカチュウは裏側までよくできている。背伸びした感じと、足裏の土の汚れ具合がすばらしいアトラクションの説明を受ける「リサーチャーロビー」ロビー内には地図もある
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