ベルク/3~5月増収減益、ネットスーパー・PB拡大 | 流通ニュース
2021年07月06日 / 決算
関連キーワード:ベルクベルクが7月6日に発表した2022年2月期第1四半期決算によると、営業収益733億6900万円(前年同期比3.8%増)、営業利益33億4100万円(21.9%減)、経常利益35億5100万円(20.8%減)、親会社に帰属する当期利益24億100万円(6.6%減)となった。
販売政策は、各種感染拡大の防止策を講じながら全店通常営業を継続。4月にはベルクカード会員様200万人突破を記念し、豪華賞品が当たる大型のキャンペーンを実施した。
また、チラシやSNSに加え、人気グループとのコラボレーションによるラジオ放送などを利用し、幅広い世代に向けた商品訴求も積極的に行っている。
ネットスーパー「ベルクお届けパック」は対応店舗を順次拡大し、利便性向上を図っている。
さらに、レジ待ちを解消しスマートに買物ができるサービス「スマベルク」の導入も拡大した。
商品政策は、より良い産地からの商品調達、直輸入商品の開発を行うことにより、品質の良い商品を買いやすい価格にて提供している。自社ブランド「くらしにベルク kurabelc(クラベルク)」は取り扱いを拡大した。高まる内食需要に対応すべく、ベルクこだわりの惣菜を販売し、商品のアレンジレシピ提案なども行った。
店舗運営は、同社最大の特長である標準化された企業体制を基盤にLSP(作業割当システム)の定着化、適正な人員配置、省力器具の活用による効率的なチェーンオペレーションを推進している。
店舗投資は、競争力の強化・標準化の推進のため、既存店3店舗の改装を実施し、惣菜、簡便商品の拡充、快適な買物空間を提供するための設備を更新した。2021年3月埼玉県幸手市の「幸手南店」を閉店し、2021年5月末現在の店舗数は122店舗となった。
物流体制は、自社物流の強みを活かし、商品を産地やメーカーから大量一括調達することにより配送効率を高め、商品の価格強化、品質の安定化を目指した。店舗作業に合わせた配送体制の見直しを引き続き行い、店舗運営の効率化に取り組む。
通期は、営業収益2835億9700万円(0.3%減)、営業利益113億800万円(5.2%減)、経常利益119億9600万円(5.4%減)、親会社に帰属する当期利益80億3100万円(9.0%減)を見込んでいる。
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