ロシア人が教える、ロシア料理レシピ本はこれだけ！日本にいながら本場の家庭の味が楽しめる『はじめてでも美味しく作れるロシア料理』発売

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海外旅行を待ち遠しく思う日が続くなか、それならばと自宅で異国料理を楽しむ人が増えています。本書は日本で唯一の、ロシア人が教えるロシア料理のレシピ集です。です。著者はロシア・サンクトペテルブルク生まれのヴィタリ・ユシュマノフさん。ヴィタリさんはバリトン歌手ですが、幼い頃から料理好きで、大好物の料理やお菓子、祖母や母から教わった料理、ソ連時代の国家オフィシャルレシピをいまの時代にアレンジしたレシピなど、ロシア本場の家庭の味が作れます。本書では日本でもおなじみのボルシチ、ビーフストロガノフ、ピロシキのほか、ロシアの家庭で欠かせないスープ、伝統的なパンやお菓子など、計44品をご紹介。「ロシア料理ってわからない......」という人でも大丈夫！日本のスーパーで手に入る材料で、作り方はプロセス写真を多用して丁寧に説明しているので、はじめてでもいきなり美味しく作れます。

ガルプツィ／怠け者のガルプツィ

「ガルプツィ」は、いわゆるロールキャベツのこと。ソ連時代に⼈気を博した料理です。18世紀のロシアでは、鳩肉をキャベツで包んで焼くフランス料理が大人気となり、のちに詰め物を牛ひき肉とお米に変えて、形だけ似た「偽物の鳩（ガルプツィ）」が生まれました。「怠け者のガルプツィ」は、その名の通り、ガルプツィを簡単に早く作れるバリエーション。ほかにも「毛皮のコートを着たにしん」「ハニーケーキ ―熊の喜び― 」など、ロシア料理ならではの面白い料理名にも注目してみてください。

毛皮のコートを着たにしん

ハニーケーキ ―熊の喜び―

異国料理をより楽しむ秘訣は、その国の文化や歴史、料理のバックグラウンドへの理解を深めること。本書ではレシピ紹介だけではなく、千年以上の歴史があるロシア料理の変遷についての解説や、ロシアの文化をより知っていただけるコラムページもご用意しました。サンクトペテルブルクで生まれ育った著者だからこそ伝えられる、ロシア料理を楽しむコツを教えます。＜本書「はじめに」より、ヴィタリさんコメント＞

（中略） 日本ではボルシチとピロシキは大人気ですが、数あるロシア料理の中の、ほんのひと握りにすぎません。残念ですね。もったいない！初めて作るかたもガッカリしないように、特別なスキルのいらない44のレシピを選びました。スーパーマーケットで普通に売っている材料で作れます。よく知られている料理も、あまり知られていない料理も、なにとぞお楽しみくださいませ。この本の料理が、ロシア人の生活と日常の世界への扉となりますように。そしてこの本のレシピで、食卓がバラエティ豊かになり、皆さんの生活の中にひとかけの幸せを加えることができますように。では、ご一緒に作りましょう！

＜著者プロフィール＞

©Masaaki Hiraga

ヴィタリ・ユシュマノフロシア・サンクトペテルブルク生まれのバリトン歌手。マリインスキー劇場の若い声楽家のためのアカデミーで学ぶ。ライプツィヒ音楽 演劇大学を卒業。2015 年春より日本に拠点を移す。新国立劇場や東京文化会館をはじめ、全国で公演。幼い頃からの料理好きが高じ、本書で "本物のロシア料理" を披露。＜目次＞●"美味しい！"が詰まったロシア料理のなりたち●ロシア料理の特徴●PART1 おなじみのロシア料理“本当の” ビーフストロガノフ、ボルシチ、キャベツの ピロシキ、ガルプツィ／怠け者のガルプツィ、毛皮のコートを着たにしん など●PART2 前菜とサラダ「オリヴェ」サラダ、ヴィネグレット 、ペポカボチャのイクラ など●PART3 ナチュラル なスープッシー、ウハ、ほうれん草のスープ、 ミートボールスープ など●PART4 メインディッシュ昔のレシピから～牛肉と野菜の煮込み 、ロシア海軍風マカロニ、ズラージなど●PART5 デザートとパンハニーケーキ ―熊の喜び―、シールニキ、ハニーケーキ、ミルククッキーなど●知っていますか？ロシアの文化 ＜刊行概要＞『はじめてでも美味しく作れるロシア料理』■発売日：2021年12月1日（水）■定価 ：2,000円（税込）■発行 ：株式会社世界文化ブックス■発行・発売：株式会社世界文化社https://amzn.to/3110vTU※一部書店により発売日が異なります