苦手な家事はやらない。「ほったらかし」でも散らからない収納ルール（ESSE-online） - Yahoo!ニュース

料理が得意な人、掃除が好きな人、片づけ下手な人…それぞれ好きな家事・嫌いな家事ってありますよね。そして苦手なことは気持ちも前向きにならず、時間も手間もよけいにかかってしまいがち…。そんな苦手な家事こそ、やらずにすませてラクしませんか？料理研究家のワタナベマキさんに、“ほったらかし”にしてラクにすませる家事のコツを聞きました。料理家のワタナベマキさん＜写真＞

“手間を引き算する”と考えたら、ほったらかしもポジティブに！

日々、山のようなスケジュールをこなし、多忙をきわめるワタナベマキさん。子育てが一段落して、自分の時間もしっかり楽しみたい今だからこそ、“選択的ほったらかし”を実践中です。「苦手な家事に時間と気力・体力を取られてしまうのはもったいない。だから発想を変えて、最初からやらなくてもいい仕組みづくりや、ほったらかしでもすてきに見える物選びをすることにしました。手抜きという言葉はあまり好きではないですが、これなら抵抗感もなく、むしろ暮らしをうまく回せているという充実感も得られます。焦らずじっくり待つことで味は育つ、という料理の経験から得た考え方も参考になっています」素材の力を上手に利用することでムダや負担が減り、時間も気持ちの余裕も生み出す、マキさんのラク家事アイデアを紹介します。

素材や色がそろっていれば出しっぱなしでOK！

食事づくりからあと片づけまで、いろんな作業をこなすキッチンは、調理道具や食器、食材などアイテムも増えがちな場所。にもかかわらず、ワタナベさんのキッチンは、使いやすく、かつすてきに見えます。その秘訣は、収納のルールにありました。

●茶器は食器棚から出しておくと便利

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「わが家では、お茶セットはもっとも使用頻度の高いアイテム。湯飲みが多いので、専用のカゴを用意しました」フタつきの竹カゴに独立させて、キッチン脇に置けば、出し入れがラクになります。

●ごちゃつきはカゴに入れてしまえば解決

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「雑多になりがちなものは、カゴにポイッと放り込むだけで不思議とまとまって見えます」カゴは大半が旅先や民藝店で見つけた、竹製の手仕事のもの。部屋に統一感とぬくもりを与えてくれます。たとえば、柄つきの竹カゴを、根菜やニンニクのストッカーに。「カゴがほどよく目隠しになりながらも、風とおしよく保てるので、風味が損なわれにくいんです」

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