JALとANAの機内食戦略とは? 地上でも提供する新しいカタチに迫る(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース
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3コメント3件ハンバーグステーキセットの盛り付けたイメージ。メインディッシュは通常の機内では、客室乗務員が食事の時間に合わせてギャレー(厨房)のスチームオーブンで加熱調理し、搭乗者に届ける。
11月25日からANAは、国際線ビジネスクラスの機内食をオンラインで販売開始し、即完売した。新型コロナ禍の今、地上用に機内食を販売するANAおよびJALを取材した。【写真を見る】JALとANAが販売する機内食の詳細(15枚)
即完売したANAのビジネスクラスミール
ANAが新たに販売スタートした「ハンバーグステーキセット」は、国際線ビジネスクラスで実際に提供されていたもので構成されている。すでに2020年12月から、「ANA's Sky Kitchen」シリーズとして国際線エコノミークラスの機内食は販売してきており、11月現在までに約40種類もの機内食を、125万食ほど販売したという。「エコノミークラスの機内食があるなら次はビジネスクラスの機内食があってもいいのでは? というお客様からの声を受けて開発いたしました」と、メディア向けの試食会で述べたのは、ANA CX推進室 商品企画部の中谷俊さん。会場には、実際に機内で使用されているトレーや食器と機内食をセットにした「ANA機内食ごっこセット(国際線エコノミークラス機内食8食+トレーセット2セット)」も展示されていたが、こちらも客の声を受けて開発されたという。「よりバリエーションを増やし、新たな価値を提供していきたい」と中谷さん。ハンバーグステーキセットは、(1)メインディッシュ「ANAオリジナル ビーフハンバーグステーキ デミグラスソース」(2)ブレッド「ソフトフランスプレーン」「ソフトフランスクルミ」「セーグル」(3)デザート「フランボバニーユ」で、構成されている。価格は1セット・ふたりぶんで1万円だ。メインディッシュは2020年夏に機内で提供されたメニューだ。国産牛肉を食感が残る粗挽きにし、肉汁を閉じ込めるようジューシーに焼き上げたという。さらに、メスの牛からしかとれない脂身「ちちかぶ」をくわえ、クリーミーになったそうだ。筆者も食したが、たしかにジューシーで食べ応えがあった。香味野菜や牛スジ、牛骨をくわえた特製デミグラスソースも香り豊かで、ハンバーグの味を引き立てる。「ANA(の機内食)といえばなにが美味しいか? というのを考えた結果、ハンバーグになりました」と、ANA ケータリングサービスで総料理長を務める清水誠氏は述べる。ちなみに、エコノミークラスでもハンバーグは提供されているが、ビシネスクラス用とは「使っている素材や調味料が違います。ビジネスクラスは国産牛にこだわりました」とのことだ。フランボバニーユも濃厚な甘さだった。下からフワンボワーズのジュレ、フランボワーズのムース、バニラムースを重ね、1番上にフランボワーズのナパージュ(液状のゼリー)をかけたデザートは、見た目も美しい。こちらは2019年冬に機内で提供されたものだ。ANAシェフ監修のオリジナル・ブレッドも美味しく、ひとりあたり5000円の価格も納得の完成度だった。「自信を持って提供している機内食なので、味などを変えずにそのまま販売しています」とのこと。気になる人は、ANA公式ECサイト「ANA STORE/ANAショッピング A-style」および「ANA公式ギフトショップ楽天市場店」で購入してほしい。11月25日の販売開始日に完売したものの、11月29日から再販売された。さらに第2弾も準備しているそうなので、それも待ちたい。
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